拝啓、太陽。
田口淳之介くん。
最近は暖かい日が続き、桜も咲き、春が訪れました。
できるならば、時が止まり、ずっと冬でいて欲しかった。
戻れるなら、過去に戻りたかった。
それでも時は残酷にも過ぎ、暖かい春が来ました。
田口くんの好きな春です。
田口くんの高度なアレンジが多すぎてどこか人から浮いてしまうように見えることもある、長い手足をいっぱいに使った、大きな大きなダンスが好きです。
低音のあたたかい声が好きです。
丁寧な主張しすぎないハモリが好きです。
いつも目がなくなってしまうようなくしゃりとした笑顔を絶やさないのに、パフォーマンス中には人が変わったように険しい顔をしたり、普段とは別人のように踊る田口くんが好きです。
亀梨くんが最近は何かはまってしまったのか、中丸くんを「中丸くん」と呼ぶのを見かけますが、中丸くんを中丸くん、上田くんをウエピ、なんて呼ぶのは田口くんしかいません。そう呼ぶ人がいなくなることは、寂しいです、とてもとても寂しいです。
あたたかそうな大きな手も、街中で見かけてもすぐ分かってしまいそうな長い足に、すらっとした身体つきも、髪型がよく変わるところも、一発ギャグも、みんなの発言を些細なことでも拾って、しっかりリアクションする気の遣い方も、敢えて亀梨くんと上田くんが中丸くんに冷たくする「ネタ」をやってる時にも田口くんだけは反応してしまったり、皆が水分補給に行ってしまってぶちぶちいう中丸くんの近くにいて、自分の水を飲むタイミングでも中丸くんが話すとマイクをすかさず口元へ持っていく優しいところも、番組で紹介したアイテムを「欲しい」というのはお世辞ではなく、本当に自分で取り寄せてみたり、スタッフさんに話を聞いたり、嘘のない素直なところも大好きです。
一見穏やかそうに見えるのに結構ラジオでは毒を吐いたり、中丸くんのサバゲーのお誘いを日向ぼっこしていて忘れてしまったり、メンズブラに挑戦してみたり、大胆なところがありますね。
春にいなくなってしまうと決まった後に連載で「春カモン」なんて書いてしまうところだって、やっぱり田口淳之介を構成する大事な要素で、それが田口くんなんだよね!なんて、最後にはしょうがないか、何て思ってしまいます。
連載でメンバーを色んなものに例えるコーナーは、いつもぴったりで、成る程!と納得させられました。
自分にどこまでも自信があって、でもその自信は実力に相応で、先の見通しがなくたって、きっとうまくいく。そんなあなたが好きです。
まだまだ沢山あるけれど、兎にも角にも田口くんが好きです。
田口くん、あなたは太陽です。
KAT-TUNの太陽です。
上田くんが厳しいツッコミをしたって、中丸くんが冷たくあしらったって、いつだってあなたは嬉しそうに笑って、あなたの周りにも暖かい笑顔があった。
その太陽が失われてしまうことはとても辛いし、いつまで経ってもなんで、どうして、と思ってしまうだろうけど、それでも、KAT-TUNの田口淳之介に出会わせてくれてありがとう。今まで最高級のプロ意識を見せ続けてくれて、アイドルの田口淳之介として生きてくれて、ありがとう、そう伝えたいです。
これからの田口くんの人生が輝かしいものでありますように。
みんなが笑って集まれるような未来が訪れますように。
ずっとずっと、何人だろうと、何があったって、KAT-TUNが大好きです。
それぞれの明日へヒカリが溢れますよう